「共に支え、共に生きる」セミナー報告 沼野尚美さんからのメッセージを聞いて

久しぶりに、胎のそこから笑い、涙し、考えさせられた、講演だった。

 

 

報告者:岡西 博司

 

「生と死を考える」と言う副題。二十年以上ホスピスと関わってこられた方の講演、と聞き、これはちょっと大変な話やなー。と思っていましたが・・・

 

 私は、もともと薬剤師でした。23歳の時、入院患者さんに薬の説明をする為に病室に行きました。その時、病院のすぐ外に、お祭りのお神輿が威勢よく通ってきました。その掛声やお神輿の鈴の音など、祭りの雰囲気がよく伝わってきました。するとどうでしょう、今まで各自のベッドで寝ておられた方々が、突然ベッドの上に正座し、その音のするほうに向かって手を合わせてお祈りされるではありませんか。六人部屋でしたが、皆さんそうされるではありませんか。お神輿が去っていってしまうと、又元のように皆さんベッドに横になってしまわれました。


私は、一人の患者さんに聞きました。「何をお祈りされていたのですか?」
すぐにはお答えされませんでしたが、しばらくして答えて頂きました。
「早く、お迎えが来るように、神様にお願いしていたんですよ。」「えっ?」
「もう生きているのが辛い。早く死んでしまいたい。だから、神様にお願いしていたんですよ。早くお迎えが来ますようにって。」・・・・

 

 こんな話から、講演が始まりました。が~ん!頭を何かで叩かれたような、僕には、本当に大きなショックな話でした。


 もし、あなたが癌で入院していて、もう余命があまり無いと設定しよう。あなたは、誰にお見舞いに来て欲しいですか?
 孤独とは、いつ感じるの?どんな時に感じるのでしょうか?
 あなたは、お見舞いに来て欲しいと思われているでしょうか?それとも来て欲しくないと思われていませんか?一緒にいると疲れると言われませんか?
それとも、あなたが傍に居るだけで心が和むよ。て言われますか?
・・・・


 人生でもっとも大事なものの一つに「人間関係」というものが有ります。
人生を豊かにするのも、人生を複雑にややこしくするのも、同じ「人間関係」なのです。家族関係も勿論、「人間関係」。あなたは、この「人間関係」ということに、どう向き合っていますか?

 

 

 

 


概要 | プライバシーポリシー | サイトマップ
© 2009 kyotoymca all regithts reserved.