第10回ガン患者さんの会 報告

今日は本当に笑いました。
私は第3回から続けて出席していますが、初めは皆さん硬い雰囲気でした。自己紹介する方も聴く方も軽い緊張感があったように思います。

 

 

報告者 T.S

初めてチラシを読んでから、実際に参加するまでにいくつものためらいがありました。まず私自身が手術後11年経った事からのためらいです。ひりひりするような不安な時期はもう過ぎていたので、会に参加した時、苦しい最中の方の発言にシンクロできないでしまったら・・・言葉や態度が上すべりしてしまい、相手の方の気持ちに寄り添えないのではないかという心配がありました。次に私自身やっと忘れかけている癌という病気に再び向かい合う事で、眠っている癌細胞が目覚めはしないか、という不安もありました。これは、故のない不安だと、頭(理性)では思うのですが、「体」が言うのです。また、同じがん(私は子宮癌でしたが)同士、一対一ならすぐに深い共感と話ができそうだ・・・という予想はできましたが、この会では必ずしも同じ箇所ばかりの方が集まるわけでもなく、家族の方も参加されるという事で、どうなるのか予測がつきませんでした。今思うのは、それでも何とかなるだろうという事です。ずっとずっと良い方向で。回を重ねるごとにお顔なじみが増え、苦しさを素直に言葉にして表して下さる方、或いは重い状態でもとても前向きにおられる方、回を重ねてゆくうちに「場」が「力」を持って来たように思います。この「力」は「がんと共に生きてゆく力」かもしれません。今日はよく笑いました。Aさんが「手術した記念日には、毎年遺言状を書くんですわ。家族に迷惑をかけんように。」とおしゃるとBさんが「私は遺言状なんてとんでもない、ようかきません。そんな事したら本当にお迎えが来そうやから。」あまりの違いにCさんが「ま反対ですね」とつっこむと全員が大笑いに。この笑いは純粋な笑いでした。生と死の間で懸命に生きる人間が描き出す鮮やかなコントラスト。がん患者の会なのに笑えるなんて、ほんと、可笑しいですね。でもこれで免疫力もパワーアップしたと思います。参加を迷ってる方がおられたら一度ご参加をお勧めします。

 

 

 


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